春休みワークショップその2 生きるチカラが湧いてくる臨床美術って?
お知らせ
川崎大師の七色お絵描き教室で春休みワークショップを開催いたします。今回は臨床美術の素晴らしさを知ってほしいと思って企画しましたが
「臨床美術ってなに?」
「感性教育っていうけど他のアートプログラムと何が違うの?」
という声をいただきましたので説明します。
臨床美術では右脳を使いアナログ画を描きます。絵を描かないほとんどの人達は左脳を使ったデジタル画を日常的にかいてます。
例えば太陽をかいてくださいと言われたら、まるを書いて周りに線を引く みたいな描き方です。
私は似顔絵作家をしてるのでよく分かるのですが、人の写真を逆さまから見て描いたほう具体的に描けるようになります。
よく見えるようになるのです。
これは写真を逆さまにすることによって脳が何を描いているのか分からずに強制的に右脳モードに切り替わるからです。
私たちは左脳優位の生活をおくっているため何かを見て描こうとしても左脳で描いてしまうのです。
見ているつもりでも見れてないのです。具体的に描くには右脳モードにすることが必要です。
そして右脳で描くアナログ画とは例えば
花の香りを描いてくださいというように、正解がなくみんな個性的です。
そして共感できるところも多かったりします。
そして上手い下手はありません。
臨床美術は右脳で感性的にみずみずしい作品が描けるアートプログラムなのです。
だから、絵に自信がない人でも描く事で心が解放され生きるチカラが湧いてくるのです。
臨床美術で描くアナログキューブ
3/30(火)13時半~14時50分
対象:小学生以上
立方体の一面一面をたどり旅するように描く
小さなキューブが自分色の世界に大変身‼ 触ったり、重みを感じたりしながら面白い素材にちょっと変わった方法で色をつけていきます。
★臨床美術とは、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ高齢者の認知症の予防、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法です。
講師プロフィール やおまりこ先生
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒。臨床美術士。
「表現すると楽しくなる、表現を人と共有してうれしくなる」臨床美術は、そんな遊び場です。
一緒に遊びましょう。