どうして似ている似顔絵にならないのか
お知らせ
こんばんは、阿野です。6年生の娘の小学校生活最後の運動会が終わりました。
学年別で開催し6年生は徒競走と組体操の2種目のみでしたが子供たちがこの日にむけ練習してきた成果を見て胸が熱くなりました。
ほんとうは1年生の可愛いダンスや6年生の迫力ある騎馬戦も見たかった・・・。仕方ないことですが、最後の運動会となると悲しいです。
さて、今月のオンライン似顔絵レッスンの作品をご紹介します。(レッスン後に作品をお送りいただいた生徒さまをご紹介します!)
小学3年生~大人を対象にしたオンライン似顔絵教室です。
ご自身の娘さんを描いてくださいました。迷いのないしっかりした描き方が心地よいです。
きりっとした瞳に娘さんの特徴が良く出ています。
こちらは「肌の色の作り方」という課題で白人モデルさんを描いてくださいました。
モデルさんのいきいきした表情が伝わってきます。
グラデーションの作り方が柔らかく優しい印象です。形を忠実にとらえようとした線を感じます。
なないろ似顔絵では細かい描写をしません。
描き込まなくてもしっかり似ている似顔絵顏を描くために特徴をよく観察する事が大切です。
・顔とパーツ(目・鼻・口・眉)の形はどうなっているか。
・顔の中にパーツがどのような距離感と角度で配置されているか。
これがしっかり描けていれば似ている似顔絵になります。
しかしこれができないのはなぜでしょうか。
それは見ているようで見ないから。
思い込みで見ていると思っているだけで見ていないのです。
描いている時に作品ばかり見てモデルを見ていないことがしばしばあります。
いやいや、見ているけれども形を捉えられない!!という方もいるでしょう。
そういう方は絵とモデルの写真をさかさまにして眺めたり離れて眺めたりしてみてください。
角度を変える事で形が捉えられるようになります。
オンライン似顔絵教室の受講生からのご感想です。
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(前略)
詳しくわかりやすい添削をしていただき、ありがとうございました。
目元には違和感があって、もやもやしていたのですが、理由がわかってすっきりしました。
あとは口元なのですね。ほんの1mmでも、印象が全くちがってくるのですね。大変勉強になります!
下書きの時などつい描いている部分ばかりに集中してしまって、あとで全体を見直してみるとなんだか違う、となりがちだったので
もっと全体の中でのバランスも意識しながら練習してみたいと思います。
来月のレッスンもとても楽しみです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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作品がどんどん進化されている生徒さんはやはりおうちで頑張って描いていたりします。
見えない努力もちゃんと伝わります。描いた分だけ失敗した分だけ上達します。
私も頑張りたいと思います。